外資系企業と日系企業はどこが違うの?グローバルに活躍するためには?

転職する人のなかには外資系の大企業でグローバルに活躍し、キャリアアップを狙う人も多いのではないでしょうか。
しかし、外資系企業に転職し、活躍するためには日系企業にはないたくさんのポイントを理解しておく必要があるでしょう。
今回はそんな外資系企業でグローバルに活躍する方法についてご紹介します。

日系企業にはない外資系企業の特徴とは

「面接が英語で行われる」というのは有名ですが、外資系企業には他にも以下のような特徴があります。

履歴書や経歴書も英語で提出

面接と同様に外資系企業へ提出する書類も全て英語で記入します。
また、言語だけでなくフォーマットも異なります。日本では履歴書と職務経歴書を合わせて提出しますが、プロフィールや経歴、志望理由、自己PRを全て1枚に盛り込んだ「英文レジュメ」を提出しなければいけません。
日本の経歴書のように3枚以上で送ってしまうと読んでもらえない可能性もあるでしょう。

完全な実力主義

日系企業においては、これからの将来性や意欲なども十分評価の範囲に含まれますが、外資系企業は完全に実力主義です。
現時点で何ができるのか?これまでどんな成果を上げてきたのかを上手くアピールできなければ、企業は見向きもしてくれないでしょう。

ライフスタイルが重要視されるが敬遠される外資系

企業では仕事以外でのプライベートが重要視されます。
「趣味はなんですか?」「休日はどう過ごされていますか?」といった質問には自分の趣味を上手く伝え、それが転職先でどのように役立つのかアピールする必要があるでしょう。

活躍するためには「高い貢献度」と「人間力」を高めよう

そんな外資系企業へ転職し、活躍するには企業への「高い貢献度」と「人間力」を高める必要があります。以下のポイントを参考にしてみましょう。
グローバルなコミュニケーション能力を身につける
外資系企業で活躍するためには一般的にTOEICで800点以上の英語力が必要だと言われていますが、ここで重要なのは理解度ではなく、コミュニケーション力です。
面接や普段の勤務で他の国のスタッフたちと上手く会話し、人間関係を築いていくことが重要となってきます。
英単語や文法ではなく、ビジネス会話やジョークなど実用性を考えながら勉強するといいでしょう。
スキルと適応力を身につける
実力で去就や年収が決まる外資系企業において、その分野で必要なスキルを身につけることは当然です。
資格を取得し、実践で鍛えることで代えの効かない人材を目指しましょう。
また、様々な文化を持つ人たちとの人間関係や外資系企業独特の雰囲気に馴染める高い適応力も求められます。